神奈川県秦野市の整体院「徒手自然療法室SORA」アタマとカラダとココロを繋げる整体師かっきーです。
ここでは私が日頃考えていることや大切だと思うことを発信しております。必要な方に必要なことが届いたら幸いです。
私は治療をする上で常日頃から自分の身体も自分でメンテナンスしていると以前ブログで書きました。
これは治療をする人はもちろんのこと、どんな人もしたほうが良いと個人的に思います。
生きていくのに身体はなくてはならないので常にベストな状態であれば最高ですよね?
さらにそのベストな状態を自分で作れるようになったらより最高じゃないですか??
私は治療やブログを通してそんなことに気付いて頂ける方たちが増えていただけたら嬉しく思います。
そこで今回はメンテナンスの一環としてわたしが毎日食べている「ぬか漬け」について書きたいと思います。
なんでぬか漬け?(笑)
と思った方もいるかもしれません。
私は高校時代お腹が弱かったんです。
電車に乗ったり、緊張する場面があるとすぐにトイレに行きたくなっていました。
多分今思えば過敏性腸症候群だったんだと思います。
病院には行ってないですが、、、
そのせいもあってかいつも腸内環境はなんとなくですが気にしていました。
暴飲暴食や不摂生な生活を送っていた時期もありましたが、お腹に限らずやはり何かしらの症状が出ていましたね。
恐らく昔から身体に出やすいのだと思います。
それから身体に対して特に気を付けるようになったのは今の仕事をしてからですね。
身体って向き合えば向き合うほど深いなぁと感じますし、何よりも体調の波がすごく穏やかになりました。
さてさて
私はぬか漬けを含めた発酵食品を毎日食べます。
キムチ、納豆、チーズ、ぬか漬け。。。
その中でもぬか漬けは毎日食べます。
ちなみに私はぬか床を自分で作っています(笑)
すごく楽しいんです。野菜が漬かるたびに菌が増えてる~って感じがして(笑)
以前はネットで売っている熟成されたぬか床を使っていたんですけど、あれって賞味期限があったり野菜がうまく漬からなかったりでいずれは自分で作りたいなぁと思っていました。
何より自分でぬか床を作ったほうが一から育てるので愛着が湧くじゃないですか(笑)
そんな時にある方から簡単で手入れもそこまでしなくていいぬか床を教えていただきました。
ここでぬか漬けについて少し書きますね。
ぬか漬けは糠に含まれるビタミン、ミネラルを産膜酵母菌という乳酸菌の発酵の力で野菜の栄養素とともに体内に取り入れられる日本伝統食の代表です。
ぬか床1gに10億個の乳酸菌が含まれており、腸の健康になくてはならないものです。
ぬか床には産膜酵母菌、乳酸菌、酪酸菌が住みついています。
この菌たちは善玉菌と呼ばれ腸内環境を整えてくれます。
ぬか床は塩分濃度が高くその過酷な環境にいる菌たちは生きて腸まで届き
結果、善玉菌が増えて身体に様々な影響を及ぼしてくれます。
恐らく皆さんは「この人顔色が悪いなぁ」「元気なさそうだなぁ」と感じたことって経験があるかと思うのですが
あれは内臓の調子が表に出ているからです。
消化管は口から食道、胃、小腸、大腸、肛門と続きます。
イメージすると口から肛門まで長い筒状になっています。
この消化管は身体の内部において唯一外部と接しています。
なぜかというと食べ物は口に運ばれるまでは身体の外部にあります。
外部にあった食べ物を口に入れることで内部の消化管と接するからです。
私は食べ物を食べるということは「栄養を摂る」と同時に
食べ物の「環境」も摂取すると考えます。
例えば、目の前に大根のぬか漬けがあったとしたら食卓に出てくるまでの過程として土を耕し、種を蒔き、自然の力ですくすく育ち、収穫し、下処理をし、ぬか床に漬けてから食卓へ並び、そこで初めて食べることが出来ます。
どんな食べ物でもそうですが
どのような環境で育ちどんな人がどんな想いで作ったというのは身体にとってものすごく大切なことだなぁと感じます。
特に自分で畑を始めてからより感じます。
今の世の中便利なので色んなサービスがあります。
もちろん私も利用することがありますし、これからも利用すると思います。
ただ、食べ物に限らずどのようなことも
「過程」「循環」があるということは常に心に留めておきたいです。
こんなことを言っておきながらまだまだ未熟ですが
何かのきっかけになって頂けたら嬉しく思います。
お読み頂きありがとうございます。

この記事へのコメントはありません。