SORAの施術の一つとして運動プログラムを書き換えるというものがあります。
手を上に挙げるという動作はほとんどの方が出来るかと思います。
脳からの指令に始まり、神経や筋肉に伝わって手を上に挙げることが出来ます。
しかし、その過程で自分では気が付かない、何かしらの障害があった状態でその動作を普段何気なく繰り返すことによって、いずれ痛みなどの症状として現れます。
これはどんな動作やどんな姿勢でも一緒です。
本来、関節というのは痛みや引っ掛かりなどは起きない作りになっています。
小さな子供は身体が柔らかくとても柔軟です。
これが大人になると、色んな知恵や経験を重ね学習していきます。
例えば「転んだら怪我をする」
小さな子供を見ていると上手に転びます。
もちろん、大きな不可抗力が掛かれば怪我をする可能性は大きくなりますが、基本的に、大きな怪我は起きないと感じます。
小さな子供は親や誰かから教わったわけではないのに上手に転びます。
それは、無駄な力が入らず、素直に身体を使えているからだと思います。
これが大人になるにつれ「転んだら怪我をする」という意識が身体が硬直しやすくし、そして、怪我をしやすくなるという風に私は考えます。
これは一例に過ぎないので、身体だけに限らず、感情や心など、どんなことでも当てはまります。
先ほどの、「手を上に挙げる」話に戻すと、肩に痛みがある方がいたとします。
本来、関節は滑らか、スムーズに動くように出来ているので、その人の持っている軸や動きのプログラミングを変えていく必要があります。
このプログラムを変えていく施術や指導もSORAでは行っています。
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